ブロック暗記シート
危険物の性状の解説
・よそでこの乙4の勉強をされている方の中には、全ての引火点を暗記している方も
多くおられます。
しかし、引火点の問題では、「__の引火点は何度か答えなさい!」とまでは細かく
出題してこないです!(そこまで鬼ではない!)
なので類ごとに範囲(上の図の囲い)を簡単に把握しておく事で試験に対応できます。
手の抜きどころとポイントを知れば他の学習法より効率が良くなり
合格の希望もやる気も湧いてくるでしょう!
空いた時間で他の暗記に専念できます!
●アルコール類までの引火点は常温(20℃)より低い
・これらの事と上の図を簡単にまとめると下の様な表になります。
これにより引火点を全て暗記する必要がなくなります。
上の引火点の図を暗記シートに載せなかったのは、
上の図の引火点の範囲の囲いを下記の表でも見れる様にしてあるからです。
下記の表の特殊引火物から第三石油類までの引火点の範囲を軽くでいいので
覚えておけば、全ての物品の引火点を覚える必要がなくなります。
・常温20℃がどの位置にあるのか?を必ず覚えておいて下さい!
「__は常温よりも高いか?低いか?」
そんな問題文章が過去には多く出題されています。
引火点
●引火点は2つ暗記する
引火点は、一番引火点が低いジエチルエーテル(−45℃)と、
乙四最重要物品である、ガソリンの引火点(−40℃)を暗記する。
●類ごとにどの辺りかを覚える!
・下のグラフでは、各物品の引火点の位置を◯で表しています。
特殊引火物は、−45℃から−30℃の範囲であることがわかり、四角で囲んでいます。
・全ての物品ごとに引火点や発火点などを覚えていては大変です!
それをしない代わりに、四角の囲いがどの位置にあるのか?を覚える!
下の図でビジュアル的に囲いの配置を軽く覚えて下さい!
下の図はブロック暗記シートには載せていません。
(数字を全て暗記するよりも負担は軽く、他の学習法より格段に楽になるはずです)
●第四種危険物は引火性液体です。
よって第四類危険物の性状の中でも、温度に関しては引火点が最も多く問われます。
特に常温(20℃)やそれ以下で引火するものは普段の気温の環境の中で
引火の危険性があります。
0℃以下であれば冷蔵庫の中でも引火するわけですからなおさら危険です。
特殊引火物から動植物油類までは、引火点の低いものほど危険であると言う順で
並んでいますので、引火点に関する事を中心に覚える必要があります。
その物品が常温で引火するものか?は重要であり出題確率が高いです。
引火点が一番低いものは?
ガソリンやその他石油製品の引火点は?
常温より高いのか?低いのか?
「第二石油類の引火点は30台40台」と「第三石油類は60台」を覚える!
少なくともこの程度は暗記が必要です!
(しかし他の学習法よりずっと楽です)
発火点や沸点も出題される場合がありますが全てを覚えるのは大変ですので、
要点だけをしっかり抑え、引火点については上の表を参考に理解しておきましょう。