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ブロック暗記シート
危険物の性状の解説

●発火点は「100℃より高いか低いか?」と問われる事が多い

 「100℃より高いか低いか?」と問われることが多いので、

 「発火点は、二硫化炭素が最も低く90℃」を覚える。

 二硫化炭素以外の物品の発火点は、何が出てきても100℃以上であれば正解です。

 (この手の問題も出題確率高めで出題されたらラッキー問題です!)

性状9.png
性状10.png

危険物の性状の解説目次

第一類から第六類の危険物の性状

第一類から第六類の理解度チェック

第四類危険物一覧

第四類危険物の性状

水に沈むものもある

引火点

発火点・沸点・引火点おさらい

燃焼範囲

第四類に共通する消火方法まとめ

事故事例と対策方法

法令の解説目次

消防法別表第一に挙げられている危険物

許可・認可・承認・届け出

誰から許可を得るか(同じ区域に消防署があるか)

仮使用(工事に係わっていない部分)

完成検査前検査と完成検査

定期点検・予防規定・保有空地・保安距離

保安監督者・統括管理者・危険物施設保安員の選任

各製造所等の基準

その他製造所等の基準

標識と掲示板、注意事項

消火設備

警報設備(移動タンク貯蔵所は不要)

市町村長等から命じられる措置命令(7つ)

許可取り消し又は使用停止命令

免状の区分・資格

免状の交付・書換え

保安講習

物理化学の解説目次

物質の分類と物質の変化

物理変化と化学変化

化学変化と酸化と還元の反応

酸化還元と酸化還元剤の違い

反応熱

燃焼の種類

燃焼の難易

燃焼の3要素

消火の3要素

消化剤の種類

燃焼範囲・引火点・発火点

蒸発・沸騰・沸点と蒸気圧

比重(密度)

比熱・熱量と絶対温度

熱伝導率と体膨張率

気体の性質とボイルシャルルの法則

イオン化傾向

酸性とアルカリ性

金属配管の腐食

有機化合物

静電気まとめ

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発火点・沸点・引火点おさらい

●沸点も発火点同様に

 沸点も発火点同様に「100℃より高いか低いか?」と問われる事があります。

 第一石油類のトルエン(沸点111℃)を除く特殊引火物からアルコール類までは100℃以下、

 トルエンと第二石油類以降の沸点は100℃以上であると覚える。と言っても、

 これらを簡単にまとめたものが下の図になりますのでここも楽に覚えられます。

アルコール類と第二石油類の間が境目になる!

●ここを理解できれば、引火点や沸点を全て暗記する必要はない!

 引火点はすでに前のページで載せていますが

 引火点は常温(20℃)を、沸点は100℃を基準に高いか?低いか?を問われる問題が

 多く出題されています。

 共にアルコール類と第二石の間が境目になっています。

 (当HPの筆者が発見したポイントです)

 下の図は、下に行くほど高温です。

 下の図を見ると、①の第二石油類以降の類の引火点は20℃以上である事が分かります。

 問題「灯油の沸点は100℃よりも低い」と出題されたら間違いである事が分かります。

 下の図を見ると、灯油は第二石油類なので、表の②に入ります。

 100℃の境目より下です。よって沸点は100℃よりも高い事が分かります。

 なので「灯油の沸点は100℃よりも低い」は間違いです。

 同じようにアルコール類のエタノールの沸点は、

 100℃の境目の上になるので「100℃よりも高い」と問われたら、

 不正解である事がすぐに分かります。

 これで「常温20℃」と「100℃」を使った問題は解けるはずです。

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