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発火点・沸点・引火点おさらい
●沸点も発火点同様に
沸点も発火点同様に「100℃より高いか低いか?」と問われる事があります。
第一石油類のトルエン(沸点111℃)を除く特殊引火物からアルコール類までは100℃以下、
トルエンと第二石油類以降の沸点は100℃以上であると覚える。と言っても、
これらを簡単にまとめたものが下の図になりますのでここも楽に覚えられます。
アルコール類と第二石油類の間が境目になる!
●ここを理解できれば、引火点や沸点を全て暗記する必要はない!
引火点はすでに前のページで載せていますが
引火点は常温(20℃)を、沸点は100℃を基準に高いか?低いか?を問われる問題が
多く出題されています。
共にアルコール類と第二石の間が境目になっています。
(当HPの筆者が発見したポイントです)
下の図は、下に行くほど高温です。
下の図を見ると、①の第二石油類以降の類の引火点は20℃以上である事が分かります。
問題「灯油の沸点は100℃よりも低い」と出題されたら間違いである事が分かります。
下の図を見ると、灯油は第二石油類なので、表の②に入ります。
100℃の境目より下です。よって沸点は100℃よりも高い事が分かります。
なので「灯油の沸点は100℃よりも低い」は間違いです。
同じようにアルコール類のエタノールの沸点は、
100℃の境目の上になるので「100℃よりも高い」と問われたら、
不正解である事がすぐに分かります。
これで「常温20℃」と「100℃」を使った問題は解けるはずです。
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